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今回紹介する書籍はこちら。
『まだ東京で消耗してるの?環境を変えるだけで人生はうまくいく』イケダハヤト
イケダハヤト氏は、ブログで生計を立てている方で、東京で5年働いた後、
2014年、縁もゆかりもない高知県に家族3人で移住しています。
そんな東京を離れ、田舎に移住したイケダハヤト氏が書いた本書は、
超ポジティブかつ具体的に移住の方法をまとめた書籍です。
こんな方におすすめ
- 東京の暮らしに嫌気がさしている
- 田舎に移住してみたいと考えている
- 田舎に移住して仕事があるのか不安
それでは、早速書評していきます。
東京では移動時間という人生の無駄遣いから逃れられない
東京近郊に住んでいて、毎日片道1時間以上かけて通勤するというのは珍しい話ではありません。
毎日2時間以上通勤に時間を費やすわけです。
この無駄な時間に嫌気がさして、イケダハヤト氏は東京を離れたとのこと。
高知に移住してからは在宅ワークが中心になり、通勤時間が無くなったので、
単純に考えて、1日2時間以上パソコンに向かって作業する時間が増えたそうです。
満員電車で消耗することなく、使える時間が増える。
確かにパフォーマンスは上がりそうですね。
よく、こういうことを言うと、「私は通勤時間中、本を読んでいるから時間を有効活用している!」という反論を受けるそうです。
ただ、残念ながらそれは勘違いです。
汗くさい満員電車の中で本を読むより、家でゆっくり本を読んでいたほうが、
メモも取りやすいし、ほかの本の参照もしやすいし、途中で中断されることもない。
明らかに効率が違います。
「移動しながら」という条件下においては、あらゆる行動の効率は落ちます。
まずはそれを認めることが大事です。
ここまでで納得のいく部分があれば、田舎の移住を検討してみてもいいかもしれません。
月3万円で駐車場・庭・畑付き一軒家に暮らす
東京において、費用のかかるものの1つに住宅ローンや、賃貸なら家賃があります。
私も都内に1Kのアパートを借りていますが、駅から離れているにもかかわらず家賃は7万円かかっています。
一方、イケダハヤト氏が越した高知県では、
戸建てに駐車場、庭や畑までついて家賃はなんと1か月「3万円」だそうです。
しかも車はいくらでも停めてもいいとのこと。
田舎では土地が余っているので、駐車場代という概念はないそうです。
東京と比べると年間で約100万円くらいコストカットできるし、
住環境もよくなるって、ちょっと本気で田舎に住みたいって考えちゃいますよね。
しかも、土地が余っているということは、驚くほど土地が安いということで、
1000万円もあれば、小綺麗な新築と畑と田んぼは余裕で確保できるとのこと。
まとめ
『まだ東京で消耗してるの?環境を変えるだけで人生はうまくいく』いかがでしたでしょうか?
本書では、上記以外にも、
- 「田舎には仕事がない」というウソ
- 地方移住で過酷な子育てから解放される
- 「ないものだらけ」だから、ビジネスのアイデアが生まれる
- 移住で失敗する黄金パターン
- 移住に関する「よくある質問」
などなど、気になるテーマがたくさん。
東京には東京の良さがあります。ただ、東京に住んでいて、消耗することが多いことも事実。
田舎でスローライフを送りたい、など移住に興味を持った人はぜひ一度読んでみてください。
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