・仕事や家庭のことで、なんだか心がモヤモヤする。
・どうしたら心のモヤモヤが解消されるだろう？
こんなお悩みを解決します。
本記事で解説する『心のモヤモヤが解消する4つのステップ』を実践すれば、誰でも自分の心と向き合うことができて、よりよい人生を過ごせるようになりますよ！
実際に私も上記の内容を実践してから、思い悩む時間が少なくなっています。
なお、こちらのステップですが、
Nami Bardenさんと河合 克仁さんの著書である『世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業』で詳しく学ぶことができます。
本記事を見て、詳細が気になった方はぜひ手に取ってみてください。
それでは早速解説していきましょう。
目次
心のモヤモヤが解消する「4つのステップ」
心のモヤモヤが解消する4つのステップはこちらです。
①自分が苦悩の状態（モヤモヤしている）と気づく。
②深層意識にある心の声にしっかりと耳を傾ける。
③悩みの本当の正体を特定する。
④美しい心（モヤモヤが解消されてすっきりした）の状態で、正しい選択をする。
たったこれだけで、あなたの抱えるどんな心のモヤモヤも解消することができます。
たとえば、人に嫌味を言われた時のイライラといった些細なことや、
長年抱え続けている深刻な悩みまで、上記のステップを踏むことで解決に導くことが可能です。
それではステップごとに詳しい解説をしていきましょう。
①自分が苦悩の状態と気づく
最初のステップは簡単です。あなたが今、苦悩の状態と「気づく」ことです。
イライラしたり、カッと怒ったり、胸がむかむかしたり、悲しくなったり、不安に思ったり、嫉妬を感じたりしたとき。
そういったネガティブな状態の時に、「今、心が苦悩の状態なんだな」と気づけばいいのです。
簡単ですよね？ただし、注意点があります。
それは、苦悩の状態になっている原因が起きた出来事のせいではなく、あなた自身が執着している理想像が苦悩を作り出している、ということを理解しておくことです。
あくまでも出来事はきっかけに過ぎず、別の出来事でもまったく同じように怒りや悲しみを感じることがある、ということに気づきましょう。
つまり、苦悩の「根本の原因」を解決しない限り、何度でも様々な出来事がきっかけになり、心が苦悩の状態になってしまう可能性がある、ということです。
これらを理解した上で、あなたは苦悩の状態である、ということを認識するところまでが第一のステップになります。
②深層意識にある心の声にしっかりと耳を傾ける
ネガティブな感情が浮かび、自分が苦悩の状態であることに気づいたら、次のステップは「心の声を聞く」ことです。
あなたが苦悩の状態であるとき、心の中では様々な声が浮かんでは消えを繰り返していきます。
なので、浮かんでいる瞬間に心の声を拾い上げなければ、正確にあなたの思考を把握することはできないのです。
では、具体的にどのように声を拾い上げていくのでしょう？
基本的な手順は次の通りです。
①目を閉じて、背筋を伸ばして椅子や床に座る
②頭の中を駆けめぐる心の声を15個以上挙げる（この際にセリフのようにすると見つけやすい）
心の声を探すときの注意点は2つあります。
1点目は、どんな思考をしていたとしても、「なんて恥ずかしい考えなんだ」「ネガティブだな私」みたいに、その思考を評価したり、考え込んではいけません。
ただ、見つけていくだけでいいという点です。
2点目は、心の声を拾い上げる数です。最低15個を目標に心の声を見つめましょう。
最初の5個くらいまでは簡単に拾い上げられるものですが、心の奥深くに隠れていることも多く、
注意深く観察することで、自分でも思ってもみなかった思考に出会えるのです。
この「思ってもみなかった心の声」こそがステップ2で大事なことで、ステップ3で行う「悩みの本当の正体（理想像）を特定する」作業で大切なものになります。
15個はあくまで目安で、「見つけ切る」が重要なのでどんどん出てくるようであれば、そのまま挙げていきましょう。
③悩みの本当の正体（理想像）を特定する
このステップで行うことは次の2つです。
①ステップ2で挙げた心の声のうち、どれくらいの割合が自分中心の意識から生まれたものかを確認する
②自分がしがみついていた理想像を見つける
まずは、ステップ2で見つけた心の声のうち、どれくらいの割合が自分中心の意識かを見極めましょう。
「私が」「自分が」と主張していたり、「他人」の非を責めているもの、それらが自分中心の意識から生まれている声になります。
おそらく、ほとんどの心の声が自分中心の意識の考え方をしているのではないでしょうか？
しかし、落ち込む必要も、自分のことばっかりだと卑下する必要もありません。
なぜなら、苦悩の状態から出てくる思考はほとんどは自分中心の考え方になっているものだからです。
ここでは善悪は関係なく、単純に自分の心の声がどれくらいの割合で自分中心になっているかを知るだけで構いません。
心の声が自分中心になっていることを確認したら、いよいよあなたの心の苦悩の正体を見つけていきます。
そもそもの話。人はなぜ苦悩するのでしょうか？
それは、「理想像と現実のギャップ」によるものです。
人にはそれぞれ「こういう人であるべき」という自分の理想の姿があり、その理想像と現実との間にギャップが起きると、その瞬間に苦悩の状態に入りネガティブな感情が湧いてしまいます。
やっかいなのは、この理想像は無意識にしがみついているということ。
常にこうなりたいという理想像を目指して生活しているのに、自分では本当は何にしがみついているかわからないのです。
さて、あなたにはステップ2で心の底に向き合い、心の声を拾い上げてもらいました。
無意識に考えていたことを、意識的に考えることで潜在意識の中に眠っていた、本当の理想像を特定してみましょう。
理想像が特定できると、「自分はこんな（叶いもしないような）理想像にしがみついていたのか！」と実感できて、その瞬間にスッと理想像を手放すことができます。
もし、理想像を見つけても、「手放すことなんてできない」「どうやったら離れられるかわからない」と感じたら、それはあなたが本当にしがみついている理想像ではない可能性が高いでしょう。
もう一度ステップ2で見つけた心の声から分析してみてください。
④美しい心の状態で、正しい選択をする
最後となるステップ4で行うことは、「正しい選択をする」ということになります。
ここでいう「正しい選択」とは、自分中心の意識から離れ、相手や周りを視野に入れた行動、自分が本来やりたかったこと、その瞬間にふさわしい行動をすることです。
ステップ3で理想像を手放したとき、あなたの心は自然とスッキリとした美しい心の状態となっているはずです。
苦悩の状態で起こす衝動的な行動ではなく、その瞬間に合ったふさわしい行動をとることが美しい心の状態では行えるようになります。
以上が、心のモヤモヤが解消される4つのステップとなります。
まとめ
今回は、「心のモヤモヤが解消される4つのステップ」を紹介させていただきました。
こちらのステップを行っていくことで、心を美しい状態にしていけば、人生をより良いものにしていけるはずです。
本記事で紹介したこと以外にも、
・自分のしがみついていた理想像を見つけるコツ
・心をメンテナンスするメディテーション
・「4つのステップ」の実践例
といった内容について書かれています。気になる方はぜひ一度読んでみてください。
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